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実機アンプを使ってギター音源のリアンプに挑戦した話(そして諦めたという話)

主題の通りです。
実はかなり前からこれをやりたいと思っておりました。

古くはこの頃辺りから。



そしてこれを買いました。




で、実際にやってみました。







これが録音時にやってた操作。


操作してると結構楽しいんですよ。
あと音の変化がわかりやすい、やっぱスピーカーから音を出してるからですかね?

使用ギター音源はImpact SoundworksのShreddage 2です。
BozのGatey Watey→PAのbx_greenscreamerを挿してます。


で、このとき一緒に録っていた音がこちら。
これでは聴きやすいよう最終段にPure Limiterを挿してリミッティングがされない程度にInputを上げています。




因みにマイクは「この辺りかな?」って感じでポン置きした感じです。

うーん悪くはない、、、と思う。



さて、ここからは、また主題の通り、諦めた話です。
なぜ諦めたのかを話しましょう。

まず要因を簡単に並べます。

1,所持機材の機能が不十分
2,意外に場所を取る
3,ノイズ対策が難しい
4,思っていたほどの変化がなかった


ではそれぞれ解説します。


1,所持機材の機能が不十分

現在私が使用している機材、主にオーディオIFは2つで
①Apogee Groove Gold / Apogee

②iRig Keys I/O 49 / IK Multimedia

そして今回の試みで、出力及び録音に使用するのはiRig Keys I/Oです。
これにはInは1系統、Outは2系統しかありません。

つまり、ギター音源の音を出力するのに出力の2系統(ステレオのLR)、そして録音のためにマイクを挿している入力1系統(モノラル)と、これですべて使っています。

つまり、マイクで拾っている音を確認しながらの調整ができません。

めちゃくちゃ不便!!!


これの対策として、小型のミキサーの導入を考えました。
例えばMackieのMix5。

ですが、去年家を建て、もうすぐ3人目の子供が生まれる予定で、そのために車も買い換える、そんな私にとって、簡単に出費は増やせません。

また、


2,意外に場所を取る

既にiRig Keys I/O 49、その背面からシールドを2本出し、Boss Katana miniを置き、その前にマイクを立てる。
これでも小さく収めているつもりですがもちろん他にもDTM機材が置いてありますしDTM機材以外の物も置いてあるため、広さ1000mm × 14000mmの私の部屋では小型ミキサー+追加ケーブルも厳しい。

結構場所を取るんですよね、ええ・・・



なのでとりあえず今出来るベストで進めました。

そして感じたのがまず、


3,ノイズ対策が難しい

本当に難しいですね。
マイクが簡単にノイズを拾ってしまいます。

密閉度の高い家なのであちこちに小型の換気扇があり、常時稼働しています。
まずその電源をOFF。

空調もOFF、加湿器もOFF、流石に冷蔵庫はOFFできません。


そして一番の問題になるのが、

ノートPCのファン!


本当にこいつには悩まされました。

PCはそう簡単に買い換えられないので、まずPCを分解してファン周りを中心に清掃。
これでだいぶ良くなりましたが、時々ファンフル稼働。

そしてファンの稼働音がマイクに入りにくい配置。

遮音Boxみたいなのも考えましたが、やはり場所の問題が出てくる。

そんなこんなを色々試行錯誤してやっとあれくらいに抑えられました。


色々と考え試行、考え試行、を繰り返しましたが、


4,思っていたほどの変化がなかった

これです。
もちろんアンプから出ている音はかっこよい。
しかしこれまでPC内部完結をしていたのでマイキングの技術も知識もあるわけでもない。
色々試したけど、そもそも先に出た機材の制限があるので試行にも時間がかかる。

結構な労力がかかりました。

それでマイクから取れた音が、思ったほどアンプシミュと差別化できない。
むしろこれまで弄り倒したアンプシミュで作った音のほうがかっこいいし使いやすい。

流石にこういう結果が出ると諦めてもしまいますわぁ・・・




ただ、良かった部分もあります。

これまで実機のアンプを弄ったことがなかったので想像し思考しアンプシミュで作っていた音が、実機アンプを使っての音作りをやったことでよりはっきりと理解しました。
Inputでどんな違いが出るのか、Bass、Mid、Trebleを回すとどんな変化が出てくるのか、空間系の音はどうなるのか。

これは本当に実機アンプを使ってみて「なるほど」と思いました。



結論としては、

(PC内部完結してたDTMerが)
ギター音源の音を外に出してリアンプするのは大変


でした。

実機アンプでのリアンプはこれできっちり諦めが付きました。
アンプシミュを使っていきますw


で、このために購入した機材、特にBoss Katana miniはどうしようかなー。
このKatana mini、ギターからの出力を入れるInputとは別に、スマートフォンなどからの出力を入れるAUX Inがあるんです。
つまりモノラルスピーカーとして使えます、多分意外と知られていないと思います。


こんな感じ。
(アンプを通ってキャビネットをシミュレートした音をその隣から出すこともできますね。)


なので売ろうか、もうしばらく持ってようかは考え中です。




最後に、このリアンプを成功させたいならオーディオIFを、
・4 Out以上でそれぞれ別々に同時に出力が出来る物
・リアンプボックス的なもの
・もしくは最近IK Multimediaから出たAXE I/O

を使うと意外と簡単に上手くいく気はします。

あとはマイキングにどれだけ時間をかけられるか、場所が取れるか、周囲のノイズをカット出来るか(遮音ボックスを用意する、など)がクリアできればなんとかなりそうです。


もし興味が湧いたらぜひ!!!


では!!!٩( 'ω' )و✧

ブラックフライデーにご用心!



もうすぐブラックフライデーですね!

ブラックフライデーとは簡単に説明すると、


アメリカの11月第4木曜は感謝祭で祝日になっています。
この祝日にクリスマスプレゼントを探し始める人が多いため、感謝祭がクリスマス商戦の本番となっています。

そしてブラックフライデーはその翌日の金曜日です。
クリスマス商戦の売れ残り一層セールが始まるのです。

このときに人が集まりすぎて真っ黒とか、色んなお店が黒字化するためブラックフライデーと呼ばれるようになった。


ということだそうです。
(ちょっと私見が入ってるかもです。)


(以下、ブラックフライデー=BF)

既に数社、BFセールを開始しているメーカーもありますね。


毎年これを楽しみにしているDTMerは多いんじゃないでしょうか。









注意1:
目的と手段が入れ替わってない?

セールで安くなったプラグインやサンプリング音源などを買うのは良いですが、
作曲・ミキシング・マスタリングなどするためにプラグインを買うのではなく、
ただ安くなってるから
で買ってませんか?

とりあえず安いから買う、買った後で使い方は考える、とにかく安くなったものを買うのが楽しみ。

確かに安くなったものを買うのは楽しいです。
しかしそれを楽しみにしては本末転倒!
そうして買ったプラグインの数々がストレージの肥やし、プラグインリストの賑やかしになります。
そして購入時にDM登録しようものなら、さらなるセール情報から不要なプラグインを買う負の連鎖に入ります。




このように無駄にお金を消費し続けることが無いよう、
・なぜこのプラグインが欲しいのか
・このプラグインを買ってどう使うのか

など、しっかりと目的意識を持ちましょう。




しかし、時には本当に激安なセールに釣られて買ってしまうこともあるでしょう。
先日私もやってしまいました。

Plugin Boutiqueでやっていた、ハロウィン限定の某コンプレッサー3種バンドル約400円セール。
「買わないぞ、買わないぞ」と思いつつ、セール最終日付近で買ってしまいました。

買ってしまったからにはとりあえず使ってみないといけない。





注意2:
買う前にプラグインを試す時間が必要です





もちろん、誰だって「買いました!満足満足!」で終わりたいはずがありません。

試さずに買ったとしても、必ず一度は試すでしょう。
試すにしても数分、数十分で終わるはずがありません。
購入手続、ダウンロード、インストール、場合によってはオーソライズ、プラグインの取り込み、そして使用・・・
結構な時間を浪費します。

1つだけならまだしも、上記のような某コンプレッサー3種盛りはどうでしょうか。
BFセールで激安になったプラグインなどを複数購入するとどうでしょうか。
それはそれは本当に多くの時間を使ってしまうことになります。


それから、買った中から本格的に使うようになるプラグインはどれくらいあるでしょう?
もし、ほとんどないのであれば、それはお金を払って時間を捨てるも同然です。


買う前にプラグインを試す時間が必要です。
買ってから試す、これは本当にギャンブルと一緒です。

デモが公開されているプラグインであれば、まずはデモで使用してみましょう。
そして本当に必要だと感じたならば、誰もそれを購入することを止めません。

いかにBFセールであろうとも、買う前にデモで試してください。
これにより、
・このプラグインは自分の目的に合っているか
・このプラグインは自分にとって買う価値があるか
・自分の環境で問題なく動作するか
を確認することができます。

更に、
・1つのプラグインを検討することに時間を使うことで、他のセール情報に目を向けない
・自分の本当の目的を再認識できる
このように、無駄に時間とお金を使うことを防止できるようになります。



もちろん、自分に必要だと感じたものであれば買ってください。
それがBF期間中ともなれば、値引きされた価格で買えるので更に嬉しくまさに一石二鳥。











それ、本当に買って生活は大丈夫ですか?
1ヶ月もやし生活になりませんか?
弁当代を1日100円削れば、飲み物代を1日1本分削れば、、、


注意3:
最初に無理のない予算を決めましょう

上記のような〇〇を削れば・・・というのは、既に予算オーバーを意味しています。
特に食事、飲み物など、生活に絶対必要な部分を削ることは、予算捻出やコストダウンではありません。


私は工事関係の仕事をしていますが、今の会社で言われている大変重要な言葉があります。


「安全関係の予算を削ることはコストダウンではない」


安全とはイコール命を守ることに直結しています。
つまり安全関係の予算を削ることは命を削ることになります。



ではDTMerでは、さらに言えば本職の作曲家、エンジニアの方たちはどうでしょうか。

皆、体が資本です。
今の技術はその体が健康であること、そしてこれから習得する技術も体が健康であること、が大前提となっていることがほとんどではないでしょうか。

ならば食事、飲み物などのコストを削るのは、命を削ることであり、コストダウンではない、と考えられます。


最初に無理のない予算を決めて、その中で購入しましょう。






まとめ

BFセールは本当に楽しいです。
場合によっては夢にまで見たプラグイン、音源、はたまた機材を購入可能にします。

ですが、そこには落とし穴もたくさんあります。
注意点をしっかり守ってBFセールを楽しんでください。

注意点は、

1,購入目的をはっきりさせる
2,買う前にプラグインを試す
3,最初に無理のない予算を決める

です。


では、楽しいBFセールを(=゚ω゚)ノ

続・海外出張先でバゲージロスト、すべての機材を失ったDTMerのお話し

どうも、ブログではすっごいお久しぶりです(=゚ω゚)ノ

いやあー、なかなかブログを書く気になれなくてですね、そしたらこんなに間が空いちゃったわけですよ、URL買ってるのに。


ということで、今回は前回の続き。
海外出張先で到着時にバゲージロスト、すべての機材を失ったDTMerのお話し

前回ではもしバゲージロストが起こった場合にどうすれば良いか、を書きました。
この話が2週間ほど前にやっと完結しました。
なので今回はその報告などをしたいと思います。


○航空会社からの補償
前回では最後の方に、
「無くなったスーツケースと内容物が弁償対応になるのは、ルフトハンザの場合は紛失から100日後」
と書きました。

この100日は難なく超えてしまい、やはり補償対応となりました。

なのですが、この補償対応をしてもらうまでにかなりの時間を要しました。

端的に言うと、


1,カスタマーリレーションに電話して補償についての話をする
  →先にこちらから送った内容物リストが英訳されてシステムに登録されている
   内容が怪しいのでもう一度送ってもらえませんか?
  →そのことも含めFB IDを付けてメールを電話の翌日に送ります
 とのこと

 翌日、メール送られてこず

その後お盆休みに入った&私は出張もあったため2週間ほどあけて再度電話

2,2度目のカスタマーリレーションに電話
  →すみません、今週中(この電話をした週)にメールを送ります
 とのこと

 その週、メール送られてこず

3,2度目のメールの後2週間ほど経ち、カスタマーサービスへメール
  この際に、バゲージロストしてから上記2までの経緯を、対応者名指しで記入して送る
  →大体1週間後くらいにメールで返信が来る。
   上限額まで補償します、指定の口座に振り込みます。
 とのこと

この後2週間ほどののち、お金が振り込まれました。

バゲージロストから100日が経ったあと、補償金が振り込まれるまで1ヶ月半ほどを要しています。


また、重要なことを書いておきますと、

補償額上限はモントリオール協定で決まっており、SDRという通貨(国際通貨基金/IMFの規定する特殊通貨単位)で定められ、1131SDRが上限です。

そして日本円とのレートの変動などによって毎日変化する、とのこと。

大体いつも20万を超えないくらいが上限額のようです。


今回、私の場合は上限額176,600円でした。
これの全額が補償されました。



それでも無くなったもの総額およそ28万には全然足りないですね(「・ω・)「


○クレジットカード付帯保険での補償
前回も書いたように、私は会社が海外出張者に所持を推奨するUCゴールドカードを持っています。このゴールドカードに携行品の損害補償の付帯保険がついており、それを適用することができました。
会社が推奨するだけあって年会費無料なので、めちゃめちゃ助かります。

この手続き自体は、UCゴールドカードの保険を対応している損保ジャパンに電話して、携行品の損害の保険を使用する申告をしたい、と電話で話せばすぐに手続きが進みます。


そうすると数日後に申告のための書類が送られてきます。


写真などを撮ってなかったので詳細を忘れましたが・・・
申告の際には、
・PIRレポート
・航空会社がロストした荷物の捜索を打ち切った旨の報告書
 (メールでの報告を印刷したものも可)
・搭乗した便のチケットかEチケット
が必要になります。

また、ここで再度内容物リストを作成する必要があるので、航空会社に出したもののコピーを一応取っておいたほうが良いです。


これらを提出すると、すんなりと審査が行われ、後日電話で補償額などが伝えられます。
また、その詳細の書類も郵便で送られてきます。

その書類がこれです。
名前やナンバーなどは隠しています。


今回出た補償額はこれだけです。


思ってたより少ない・・・


当然のことですが航空会社からの補償との2重取りはできません。

書類にも書いてありますが、減価償却というものがあります。
購入から1年で品物の価格の10%が、その品物の価格から引かれ、最大で50%まで引かれます。
それらを計算した結果、この様になったとのことです。

一応、無くなったものの元の金額との差額は10万を切りましたが・・・


実はクレジットカード付帯保険での補償金がいっぱい出たら一部をPC買換の資金にしよう!と思っていたので残念です笑

ですが、やっぱり出ただけ嬉しい!
保険かけてなかったり、付帯保険付きゴールドカードを持ってない人はそもそもこれ出ませんからね。


○今後について
特別何かを考えているわけではないのですが、、、大体内容は前回記事にも書いています。
とりあえずiLokは現在全く使わない方針で行きました。
また外付けHDDはカバンに入れて機内持ち込みで。
オーディオIFも極力小型のものにして機内持ち込みで。

そうすると、もし再度遭遇しても被害は最小限にできるでしょう。


いやあ、本当に貴重な体験をしました。
結構な被害が出たのは残念ですが、補償対応してくれた方々や補償が受けられるように動いてくれた方々に感謝しつつ、今回の件は締めたいと思います。



次回ブログは、ちゃんと音楽のこと、DTMのことを書きたいなーと思います。

では(=゚ω゚)ノ


海外出張先で到着時にバゲージロスト、すべての機材を失ったDTMerのお話し

どうも!フランス出張で(ほとんど)すべてのDTM機材を失った漢、やまちゃです!(=゚ω゚)ノ


スーツケースがバゲージロストになり、その中に入っていた全ての仕事道具、衣服、調理器具、そしてDTM機材を無くしました。
正確には現在も捜索中です。

なかなか貴重な体験をしたので記録に残そうかなーと思って、久々にブログを更新しますw


どれくらい貴重な体験なのかを最近聞いたのですが、



「10年に1度起こるかどうか」



なんだそうです。
会社の人に聞いたので多分うちの会社で10年に1度見るかどうかくらいなんだと思います。
それでも、本社単独社員数3000人オーバー、グループ社員含めると6000人オーバーで、海外出張する部署も多数ある会社なので、なかなかレアなケースだと思います。



お品書きはこんな感じ


1,どこで無くなったのか
2,どうやって無くなったのか
3,何が無くなったのか
4,無くなった際の対応(空港編)
5,無くなった際の対応(保障編)
6,スーツケースが無くなった際の現地での生活
7,無くなった際の対応(帰国時編)
8,対策はどうする
9,~そして新しい機材へ~





1,どこで無くなったのか

上記のようにフランス出張時です。
当時は中部国際空港からルフトハンザドイツ航空に乗って、

中部国際空港→ドイツ フランクフルト空港→フランスの現地空港

という経路で行来ました。
預け荷物であるスーツケースは最初に預けたら途中で受け取って再チェックインの必要はなく、最終目的地まで運ばれるようになってました。

そのため無くなったとしたら「最終目的地」である可能性が一番高いと思われます。

最終目的地でスーツケースが無いことに気づき現地職員に尋ねても大したことはわからず、「到着するならこのレーンから荷物が返ってくるはず」みたいなことをフランス語で言われただけでした。



2,どうやって無くなったのか

1のような状態のためよくわかりません。
ただ予想としては、「最終目的地で誰かが間違えて持っていった」ですね。

というのも、まず現地空港についた際の入国審査が非常に時間がかかり、並び始めから審査をパスするまでおよそ1時間かかりました。

その後、荷物受け取りレーンに行っても私が乗ってきた便の荷物は既に全てが出されており、それ以降に到着した便の荷物が出されているタイミングになりました。

そんな中スーツケースを探して20~30分ウロウロしたのですが、1つ、私のスーツケースに似た色、大きさ、明確な違いはロック方式がパチっとはめるだけのシリンダータイプかジッパータイプかっていうスーツケースがあり、「あー・・・なるほど」と悟りました。



3,何が無くなったのか

これが私が航空会社に提出した内容物リストです。


これを書いたときに思い出せるだけ書きました。

そしてあとから社員証紛失時のの再発行費用も入れときましたw


総額およそ28万です、全額保障されればいいなぁー。

まあ航空会社の保障と、うちの会社が海外出張者には持つことを推奨してる提携の年会費無料UCゴールドカードの付帯保険の一つが有効ということが後にわかったので、ほとんど全額返ってくると思っています。

少なくとも18万は返ってくるかなー、と。


ではとりあえずDTMに使用していたものだけ書きます。

1,オーディオインターフェイス
  UA-S10(75600円) / Roland

2,ヘッドホン
  SRH1540(51600円) / Shure

3,ポータブルスピーカー
  beats Pill 2.0($200) / beats

4,MIDIキーボード
  iRig Keys(当時約14000円) / IK Multimedia

5,トラックボールマウス
  M570(6630円) / ロジクール

6,ライセンス管理用USBデバイス
  iLok2(4990円) / Pace

7,ライセンス管理用USBデバイス
  USB e-Licenser(5119円) / Steinberg

8,PC用ACアダプター
  Frontier製PC用ACアダプター(10260円) / Frontier

9,外付けHDD
  2TB外付けHDD(9650円) / シリコンパワー


おおまかにはこんな感じでしょうか。


もうね、クリティカルな物ばかりです。
これまでの音作りの根幹を担ってた音を出す部分、これまで作った曲のバックアップや作った曲データ含む音楽データ1万数千曲の入った外付けHDD、そしてライセンス管理用のUSBデバイスを両方なくしたのが・・・



4,無くなった際の対応(空港編)

これは当然、まず空港のバゲージカウンターに申し出なければいけません。
もちろん英語です。
それなりに英語を喋って仕事をしている人間なのでまあまあなんとかなるのですが、行き先はフランス、お互い英語は母国語では無いためなかなか意思疎通がうまくいかない時もありました。

でも、なんとかして対応をしてもらうわけです。

このとき一番大事なのはこの書類、PIR(Property Irregularity Report)をもらうこと。


これがなければ保険の話も何も出来ませんし、これに書かれている「FILE REFERENCE」というナンバーが発行されなければ捜索もされません。

UCゴールドカードの付帯保険を担当している保険会社のページには[現地で入手していただくもの]として「紛失証明(みたいなもの)」がありますが、このPIRがその紛失証明です、絶対に手に入れましょう。


ちなみに、COLOUR/TYPEのソフトマテリアルは、私はハードと伝えたのに間違っていた、「お互い英語は母国語では無いためなかなか意思疎通がうまくいかない」が当てはまった部分ですw


5,無くなった際の対応(保障編)

これ、覚えておいて、もし同じような状況に遭遇したら思い出してください。


「即、クレジットカード会社や保障会社、その他相談できるところに相談」
「航空会社の日本語窓口があるならそっちも即相談」

です。


私はなまじ英語が喋れて、フランスも何度か行っていたので多少の生活にも慣れていたため多少の不便だけで済んでいた & クレジットカードの付帯保障のことを忘れていたため、この初動が遅れました。

今回の私の場合だと、
「発生から衣服と衛生用品など生活必需品が100%とその他必要と認められるものの50%を補填する」
という保障がまずついていました。

この保障は、紛失発生から3日以内に購入したものに対して有効です。


付帯保障の確認をする電話をしたのはスーツケースが無くなってから5日後。

もっと早く相談していれば、もっとちゃんとしたものをいろいろ買ってたのに・・・

今回この補填に該当する物はたったこれだけでした。


ホント、もっと色々買えばよかった・・・パジャマとか。

なので損をしないためにも、少しでも不自由を無くすためにも、早めに相談することが必要です。


ちなみに、あとから知ったというか、別途ルフトハンザにメールして知った話ですが、ルフトハンザに自身でも同じような保障があります。
ただ、こちらも同じく発生から72時間以内に購入したものに限るとのこと、なんとかかんとかっていう条例?でそのように決まってるんだとか。

このことを知るためにも、「航空会社の日本語窓口があるならそっちも即相談」も重要なんです。
現地バゲージサービスカウンターは説明とかしてくれません。
クレジットカード付帯保険がない場合、全てこの航空会社の保障に頼ることになりますから。


6,スーツケースが無くなった際の現地での生活

ツイッターで私を見ていた方たちはちょっと知ってるんではないでしょうか?


普段の出張であれば、ホテルに帰ったら即PCを立ち上げてDAW起動しすぐに作曲に入れる状態にし、そして音楽を鳴らしながら料理をして晩御飯を作って食べる、それからDTMへ。


このフランス出張時は、

[平日帰宅後]
→買い出しへ行く
→ワインが安いので買う
→サラミも安いので買う
→飯?調理器具無いしテキトーでいいや
→帰宅、サラミなどつまみを食べながらワイン


[休日時]
→朝起きる
→朝7時から開いてるスーパーに行く
→サラミやつまみとワインを買う
→朝っぱらから飲んだくれる
→昼は寝てる
→夕方起きたらまたワイン
→夜また寝る
→翌日二日酔い


完全にクズ野郎でしたわぁ(=゚ω゚)


私、DTMが必要なんだな・・・って思いました。

あ、もちろん平日昼間はしっかり仕事しましたよ!


7,無くなった際の対応(帰国時編)

そんなこんなで、結局スーツケースは見つからず、帰国時用のスーツケースも調達し帰国の途につきました。
で、まず帰国当日に私がやったことは、

1,航空会社チェックイン時にサービスカウンターはないか尋ねる
  →経由地にあるからそっちに行くと良いよ!

2,帰国の経由地のルフトハンザのサービスカウンターにPIRを持っていって状況を確認
  証明書などの説明もきく
  →もしかしたら荷物は日本に着いてるかも、そっちでもう一回きいてみて!
  →他に発行できるものは無いけど、PIRが証明書として有効だよ!

3,日本帰着時にStar Allianceのバゲージカウンターにバゲージロストのことを伝える
  →以降5日間の捜索はANAが代表して行うことに
   5日間に見つからなかった場合ルフトハンザに対応が移る
  →内容物リストを記入する用紙を送るので記入して返送してください、とのこと

4,帰国後に現状をクレジットカードの付帯保険を対応する保険会社に連絡
  →保障ナンバー?は付帯保険の場合クレジットカード番号になるらしい

5,iLok紛失のRMA発行

6,新たなライセンス管理用USBデバイスを購入

7,Cubaseの復旧(ライセンス再発行)をYAMAHAに依頼
  →今回特別に再発行してもらえました!超超超ありがとうございました!
   場合によっては対応してもらえないと思います。

8,PCにライセンス付与できるソフトのライセンス再発行依頼
  →とりあえずFLUX製品なのでMedia Integrationに対応依頼
   そしてすぐに再発行してもらえました!超超超ありがとうございました!
   

そして今に至ります。



8,対策はどうする

これが難しいところです。
だってバゲージロストは私の方ではほとんどコントロールすることが出来ない。

できることと言えばスーツケースにわかりやすい目印を付けておくこと、名前を入れておくことくらい。


では、もし発生した際の被害が最小限になるような対策にする必要がありますね。

なので今考えていること、考えて行動したことは、

1,外付けHDD、ライセンス管理用USBデバイスは必ず持ち込み荷物に
2,オーディオIFできるだけ小型に、そして持ち込み
3,ヘッドホンもできれば持ち込み
4,iLok USBキーを使用しない
5,長距離移動する際は事前にiLokアカウントで持っているライセンスを一度全て外す

基本的に持ち込みで対応するしか無いのです。
これでもしまたバゲージロストが発生した場合でも、高価な機材やライセンスなどクリティカルな部分、これまでの制作のデータや資料は手元に残ります。

MIDIキーボードはあまり高くない物にしましょう。


9,~そして新しい機材へ~

さあお待ちかね!代わりに買った、新しい機材の紹介です!


1,オーディオインターフェイス
  Groove Gold 30th Anniversary Edition / Apogee



正確にはオーディオインターフェイスではありません、DACです。
かの有名な、そして音に定評あるApogeeが出したヘッドホンアンプ付きDACです。
なんでもApogee Symphony1のヘッドホン出力とほぼ同等のDACを使用してあるそうです、Apogeeに詳しいお方から聞きました。

出張先で録音することは無いので、とにかくヘッドホン出力に全パラメータを振ったかのような物が欲しくてこれにしました。

めちゃめちゃ音良いです(「・ω・)「

しかも小さいので機内持ち込み楽そう。



2,ヘッドホン
  T50RPmk3g(イヤーパッド交換) / Fostex



音に関して評判がめちゃめちゃ良いヘッドホンです。

それもそのはず、他のメーカーではだいたいかなりの高級機にしか使われていない平面振動板を使ったヘッドホンです。
平面振動板を使用したヘッドホンといえば、代表的なのが全てのヘッドホンマニアの憧れSTAXの各種製品や、全ヘッドホン中最高額と思われるゼンハイザーのHE-1(アンプ含め600万)などがあります。

マジで音の分離がすげえです。
標準イヤーパッドだと全体的にかなりバランス良い音を出してくれます。
ただ、私はちょっと低音を強くしたい & 着け心地を改善したくてイヤーパッドをBRAINWAVZが出しているAngled Earpadsに交換しました。
全て狙い通りに変化しました。

これでヘッドホン約18000円+イヤーパッド約3300円って、破格だ。


3,MIDIキーボード
  Keystep / Arturia



Arturia MiniLab Mk IIにしなかったのは、単純にKeystepにはアフタータッチが付いているからです。
これまでアフタータッチを使ったことがないので、どんなものなのか試したくてw


鍵盤を押した感じ、ツマミを回した感じの感触は非常に良いです。
でも鍵盤は逆にちょっと重すぎ?って思うときも。

このキーボードの機能をもっと習得していかないと。


ちなみに、iPhoneと繋げて音が出せるようにMIDIケーブルやKORG plugKEYも買いました(「・ω・)「


4,ポータブルスピーカー
  Sound core2 / Anker



最初は他の、もっと圧倒的な重低音を出せるケンウッドのが欲しかったんですが、そんなの家で鳴らせないな・・・って思って、それよりもサイズと普通に使える音と値段を重視しました。
安いくせに全くもってなかなかの性能、さすがGoogle元社員が立ち上げてるだけあるな。



とまあ、こんな感じになりました(=゚ω゚)ノ

同じ目にあう人はなかなかいないかもしれませんが、何かの参考になればと思います。


ちなみに、無くなったスーツケースと内容物が弁償対応になるのは、ルフトハンザの場合は紛失から100日後だそうです。

早く弁償対応に切り替えてくれ!

【IK Multimedia】iRig Keys I/O 49を使う




去年のことですが、MIDIキーボードのiRig Keys I/O 49を買いました。
なのでちょっとレビューをしてみたいと思います。




○これまでに使ったMIDIキーボード
まずはこれを知って置いてもらわなければいけませんね。
これまでに使ったMIDIキーボードは、

1,nanoKEY2 / KORG
2,iRig Keys / IK Multimedia
3,Keystation 32 mini / M-AUDIO

このように、小さなキーボードばかりです。
他に触った経験といえば楽器屋やハードオフなどの中古店で試しにいくつか触った程度。



○iRig Keys I/Oの特徴
とりあえずざっくり並べます。

1,オーディオIF付き
2,キーボード+パッド+ノブのMIDIコントローラー
3,ピッチベンド、モジュレーション、その他コントロール部分はタッチパネル
4,キーボード部分はライトウェイト、なのにすごく感触が良い
5,パッドは叩いた強さによって色が変わる
6,音源やソフトウェアがたっぷり付属
7,トータルで省スペース

こんなところでしょうか。
それでは1つずつ解説。


1,オーディオIF付き
まあそのまんま、このiRig Keys I/Oが出る際のもっとも大きな売りの部分です。
でこのオーディオIF部分ですがASIOドライバーは「ASIO4ALL」を使用します。

レイテンシーですが、私のメイン オーディオIFであるローランドUA-S10と比べてみましょう。
Cubase Pro 9で、プロジェクト設定は48000Hz、32bit float、オーディオIFはサンプル数64samplesです。

まずはローランドUA-S10


そしてiRig Keys I/O 49(ASIO4ALL使用)



専用のドライバー付きのオーディオIFと比べるとやはり負けてしまいます。
しかし、相当にリアルタイム性を重視しない限りそれほど深刻になるほどの差では無いのではないでしょうか。


前ブログから私を知られている方はご存知かと思いますが、私は非常に出張が多く、そして出張先に長期滞在することが多い出張族です(最近比較的改善されました)。

私としてはこのオーディオIF機能に期待したのですが、なんと49鍵を買ったためにスーツケースに入らず、出張先に持っていくのは難儀です、まだ一度も持っていってません。


2,キーボード+パッド+ノブのMIDIコントローラー
まあ・・・そのまんまのことなのですが、これまでキーボードのみの小型MIDIキーボード、もしくはノブが1つだけのMIDIキーボードを使ってきたのでこの辺りは新鮮。

パッドが付いている、というのも今回これを購入する1つの要因になっています。
私にとって省スペースは重要だけど指ドラムしたいじゃん!!!


3,ピッチベンド、モジュレーション、その他コントロール部分はタッチパネル
これは動画で見てもらいましょう。

このようにタッチパネルになっています。
最初は慣れませんが、やはりこういうのは慣れで何とかなりますね。
メリットとしては省スペースなMIDIキーボードになることと、タッチパネルだとホイールでは不可能な跳躍が出来ます。


あと以外なのではノブもタッチパネル?軽く押せるスイッチ式?みたいになっています。
パラメーターを表示する7セグは1つなのでノブを回さないと数値がわからないのかと思いきや、ノブを軽く押すだけでそのノブにアサインされているパラメーターの現在値が表示されます、これは良い。





4,キーボード部分はライトウェイト、なのにすごく感触が良い
なんかわからないですが、打鍵の感触がすっっっごい良いです。
ライトウェイトなのに。。。

以前中古屋でYAMAHAのDX7(かDX7Ⅱのどっちか)を触ったことがありますが、あの頃からセミウェイトの虜・・・
そしてYAMAHAのrefaceシリーズが出たときに触ってみて、ミニ鍵盤でのセミウェイトでしたがやはりYAMAHAのセミウェイトっていいな・・・
このiRig Keys I/O 49を買う前の他のMIDIキーボードも含めどれを買うか検討をしていた頃、セミウェイトのMIDIキーボードばかり探していました。

そんな私ですが、このiRig Keys I/O 49の発表を聞いて、まずはセミウェイトを考えずにオーディオIF機能に惹かれて購入。
なのですが届いて触ってみたらびっくり!!!
それはそれは驚くほど打鍵の感触がよかったのです。

なにこれ不思議・・・今ではセミウェイトなんていらんかったんや!!!
と思っちゃってます。


5,パッドは叩いた強さによって色が変わる
パッドはこうだ!


青(弱)→紫(中)→赤(強)、のように色が変化します。
この色の変化、実はCubaseのMIDIノートのベロシティの色とかなり似ているのです(だからなんだ)


6,音源やソフトウェアがたっぷり付属
まあ、IK製品ならお約束なんですがね、それはそれは色々付いています。



付属ソフトウェアは、
・SampleTank 3(フルバージョン)
・Miloslav Philharmonic 2 CE
・Syntronik Pro-V
・T-RackS 4 Deluxe
・Ableton Live Lite

・iOS用SampleTank 3(フルバージョン)
・iOS用Miloslav Philharmonic 2 CE
・iOS用Syntronik

あと何故か
・Studio One Prime
が公式でアナウンスされてました。
個人的にこっちはこのキーボード付属のプラグインを(課金しないと)読み込めないので微妙かな、と。

気をつけてほしいのは、Miloslav Philharmonic 2 CEはmac/PC版とiOS版ともに49鍵の方にしか付属していないことです。

相変わらずの太っ腹ですが、このiRig Keys I/O 49に対しては特にそうです。
もしT-RackS 4 DeluxeではなくT-RackS 5 Deluxeだったら、飛び跳ねて喜んでその勢いで土下寝をしてお礼を言うところでした。
因みにサポートに問い合わせましたが、今後5に変わる可能性はあるが今は4とのこと、まあ数年は無いでしょうね。


7,トータルで省スペース
まじで。
49鍵のキーボードとしては、このサイズってかなり少なくないですか。
やはりタッチパネル式にした部分は大きいでしょうね。
そのおかげで高さもかなり抑えられていると思います。

スーツケースには入らなかったけどな!!!
(公式でトラベルバッグを買いましょう)



○惜しい点
少なくはありますが、やはり改善して欲しい点はあります。

1,起動時の出力バグ(現在は解決されてるかも?)
2,もっと小型化出来ないのか

これも順番に行きましょう。


1,起動時の出力バグ(現在は解決されてるかも?)
実際に使用中、というかPC起動時に起こったのですが、一番最初音が鳴りませんでした。
PC側の設定は全部良いしUSB接続なのになんでだろー?と思いつつ色々触っていたところ、突然音が鳴るようになりました。
しかし、その後も起動時には音がならず・・・

でもっと色々触っていると、原因はわかりませんでしたが解決方法を見つけました。

「起動後にVOLUMEノブを動かすと直る」

でした。

2018/4/1現在ファームウェアのアップデート版が出されておりついさっきアップデートしたのですが、確認してみたら再発しました。
もし同じ現象が起こる場合はVOLUMEノブを弄るを試してみてください、起動してiRig I/Oの「ALT」を押した後、一番左のノブです。


2,もっと小型化出来ないのか
恐らくこんなことを言うのは私のような出張族か、頻繁に外へiRig I/Oを持って出る人くらいですよねw
上記のように49鍵ではスーツケースに入りません。
これが入ると非常に嬉しいです。

iRig 37のようにミニ鍵、37鍵になると確実に入るかと思います。
もしくは(恐らく世界初の)49鍵のミニ鍵盤、を作ってくれるとスーツケースに入るかと。
でもパッドやノブはいっぱい欲しい、という欲張り(「・ω・)「

iRig Keys I/O 25を買えって話しですねw



○まとめ
総合すると非常に満足しております。
私の感覚でいうと、
・MIDIキーボードとしての機能を十分に満たし
・ノブやパッドが付き
・キーボードのタッチ感が非常に良い感じ
・しかもオーディオIFまで付いてる
・ソフトも充実しまくり

と言ったところ。

iRig Keys I/Oの売りとして、これさえあればDTMが出来る、というのがあります。
本当にその通りで、MIDIキーボードを買えばオーディオIF付いてるわ、音源色々付いてるわ、プラグインエフェクトいっぱい付いてる、DAWまで付いてるわ・・・
これ一つ買えばmac/PCに繋げてすぐにDTMが出来る、iPhoneやiPadに繋げて演奏が出来る。

mac/PCやスピーカー/ヘッドホン買わないといけない、ってのはおおめに見てね!


私のような出張族にはどちらかと言うと25のほうをオススメするかなー、と思います。
私は一応日本に入れる時間が長くなるように去年から異動したので・・・


ではでは、現在私の中で最高に使えるMIDIキーボードのレビューでした(=゚ω゚)ノ

【移行記事】スタンディングデスクでDTMをしよう!

この記事はFC2の方で書いた記事を、こっちのブログへ移行したものです。





今回、DTMデスクや椅子論争に一石を投じたいと思っております。
まさしくタイトル通り、


「スタンディングデスクでDTM」


です。
以前からツイッターでは何度かツイートをしておりました。


DTM用デスクには大きく分けて2つの派閥があります。

1:普通にデスクで椅子に座る派
2:コタツ派

私はここに新たな派閥「スタンディングデスク派」を作りたいと思っております。


私が現在自宅でDTMをしている机はこちら。
写真クリックで大きな画像で見ることが出来ます。

全体



机上面



立ったとき



だいたいこんな感じの高さ、位置関係になります。
今はだいぶしょぼいですが、およそ半年後には大幅にアップグレードする計画があります。


寸法としては今のところこんな感じ。

高さ寸法


床面⇔机上段(PCを置く面):約1015mm
床面⇔机下段(MIDIキーボードを置く面):約925mm


スタンディングデスクでDTMをやることのメリットとデメリットの大きな部分は以下のように感じています。


○メリット
1、立ち姿勢で行うことで集中力アップ
2、リアルタイムレコーディング時のノリアップ
3、腰への負担減
4、高価な椅子不要
5、高さ調節が容易



メリット1:立ち姿勢で行うことで集中力アップ
スタンディングデスクでの作業全般で言われていることですし、実際にやってみて感じました。
集中力が強制的に上がります。

ではどんなところで集中力が上がるのか、それはツイッターみたいな余計なところを長々と見ること無く作業を始めるためです。
なぜそのようなことが可能なのか、それはデメリットである「立ち作業のため疲れやすい」があるため本当にすぐに作業に取り掛かります。
私も他の環境で椅子に座ってDTMをやることは多々ありますが、本当にツイッターを見たりセール情報、無料プラグイン情報収集を初めて制作が始まらないことが多いこと多いこと。

スタンディングでは疲れるまでという、ある意味強制的に時間が区切られるため、すぐに制作を始めるようになります。


メリット2:リアルタイムレコーディング時のノリアップ
立っていると座っているときよりも体が動かしやすいです。
色んな姿勢にも出来ます。
演奏しているときに思うままに動けるのです、つまり体全体でノリやすい。
実際にリアルタイムレコーディングをしてみて、OKテイク?が出るのが早いのはスタンディング時と感じました。


メリット3:腰への負担減
腰への負担は、数多くのDTMerが悩んでますよね?
知ってますか、ちょっとくらい悪い姿勢でも立っている方が、正しい姿勢で椅子に座っているよりも腰への負担が少ないのです。
実際の制作ではPCへ向かっているのです、立っていても馬鹿みたいに変な姿勢をすることは無いでしょう。
スタンディングで作業をしていて「あー腰がヤバイ」というのは一度もありません。


メリット4:高価な椅子不要
これはメリット3とも少し関係していますがスタンディングであるため、究極的には椅子不要です。
色んなDTMerが、腰への負担を減らすために高価な椅子を買っています。
これが不要というのは大きいです。


メリット5:高さ調節が容易
スタンディングデスクは基本的に高さ調節が出来ます。
そしてその高さに対し椅子の高さが関係しません。

座ってやる場合、大抵はまず椅子の高さを自分に一番合う高さにし、それに合わせて高さが合うデスクを選ぶ必要が出てきます。
中には高さ調節が出来るものもあると思いますが。

スタンディングデスクではデスクの高さだけで良いですし、場合によっては軽く脚を開くだけで簡単に自在に高さ調節が可能です。



ここまでメリットを見るとメリットだらけのようにも見えますが、ここからデメリットです。


○デメリット
1、疲れやすい
2、頭の位置が安定しない
3、選択肢が少ない


デメリット1:疲れやすい
これが最大にして最凶の、スタンディングデスク派のデメリットです。
特にスタンディングデスクでの制作を始めてすぐはとにかく疲れやすい。
脚に限界が来てしまいます。

ですが、私自身制作をしていてこう感じました。

「疲れを自覚したら集中力が切れた証」

ですので、疲れを感じたら休憩します。
写真を見ての通り今は和室に置いているので、疲れたらその辺でゴローンです。

そして以前、仕事で1~2ヶ月ほどの研修のときに製造部で1日ずっと立ち作業していたときに感じました。
立ち作業は続けると慣れる、長く出来るようになる。
この慣れが一見メリット1を殺してしまいそうですが、それでも疲れは来ますので強制的に時間が区切られているのには変わりありません。

また「どうしても時々座りたい」という場合は、カウンターチェアのような背の高い椅子を用意してみてはどうでしょうか。

デメリット1は最大にして最凶ですが、どうにかなるデメリットです。


デメリット2:頭の位置が安定しない
これは主にスピーカーで制作をしていて、ミキシングなど音の調整をするときに影響があります。

私は小さいポータブル用のスピーカーしか使ってないのであまり詳しくはが、スピーカーで音を聴くときはスイートスポットがあります。
このスイートスポットの位置に頭があるかどうかで聴こえる音が変わります。
ですので、左右から鳴らすスピーカーを使ってミキシングなどをするときは痛いですね。

私は上記の通り小さなスピーカーしか使っておりませんし、ミキシングなどは基本的にヘッドホンで行います。
ですので、このデメリットを感じたことはありません。


デメリット3:選択肢が少ない
私が最初のこのスタンディングデスクでDTMをする計画を立てた際、まずデスクを探しました。
ですが、なかなか良い選択肢がありません。

特に多かったのが、DTMデスクには欲しい2段タイプが少ない、有っても横幅が小さくてMIDIキーボードを置けない。
そもそもスタンディングデスクが少ないですからね。

そんな中で何とか見つけたのが現在使用している「Bauhutte」の「BHD-1000H」です。
上段の横幅が1000mmあるため色々置けます。
そして下段が横幅700mmあるため、37鍵までのMIDIキーボードならどれも入るし、49鍵も物によっては入ります。
現在置いているiRig KEYS I/O 49なんでジャストサイズです。

それではどうしても足りないなら、もう一つスタンディングデスクを買ってサイドデスクとして使う手もあるかと。

スタンディングデスクだけに限りませんが、上段と下段の間の隙間に制限がありますので、そこに置くMIDIキーボードなどの高さも考慮する必要はあります。
上下段間:72mm


○まとめ
以上がスタンディングデスクでDTMをする際のメリットとデメリットです。
上記のようにメリットは多いですし、最大のデメリットである疲れはなんとかなります。
因みに、この記事もスタンディングデスクで書いています、まだ疲れはそれほど感じていません。

これから引っ越すなどで机を入れ替える方、試しにどうでしょう?
上記のBauhutte BHD-1000Hは椅子に座って作業する位置にも調節出来るので、スタンディングが気に入らなくても一応は普通のデスクとして使用可能です。


最初の計画時点ではある意味人柱的な間隔でやってみましたが結構気に入っております。
願わくば、もっと選択肢が増えんことを。