【Black Rooster Audio】VPRE-73を使おう!



主題通り、BRAのVPRE-73を使おう!という記事です。


2018/3/22現在BRAではVPRE-73の50%offセールをやってるので、完全にそれに便乗した記事でございますw

これのやつです。





○用途
まず用途ですがこのプラグイン、プリアンプのプラグインです。
それにゲインとハイパス、ハイシェルフ、あと位相反転が付いている簡単なものです。

つまり、下処理用のプラグインと、私は理解しています。



用途①
私の中の用途として一番大きいのは、ギター音源をアンプシミュに突っ込む前の処理です。
こんな感じ。


このアンプシミュはTH3ですが、TH3は突っ込む音量の目安が表示される機能があります。
TH3に適切な音量が入るよう、このVPRE-73で調整をしています。
もちろん、VPRE-73のあとにコンプを入れることも、時々やっています。
VPRE-73にはハイパスやハイシェルフが付いており、すこーしだけキャラクターを変えることが出来ます。

この下処理で歪が結構変わってきます。
その下処理を手軽にやるのに、このVPRE-73は最適と言えます。



用途②
シンセなどの音にちょーっとだけ色を付ける、など。

シンセなどの音をもうちょっとだけ抜けるようにしたい、目立たせたい、低域を削りたい、、、逆に引っ込ませたい。

そんなときにこれを挿して調整。


とりあえずサイン波に対して使ったのがこの動画です。



見た目は大して機能は無いのですが、実はかなり柔軟です。
こちらでも繰り返しになりますが、本当に下処理に最適と思います。



○弱点
何かあるだろう、と思って探したんですが、全然思い浮かばないんですよこれが。



○CPU負荷
プリアンププラグインにしてはちょーーーっと重いよね、って思う程度です。
私の環境で言うと、第4世代core i7(2.50GHz 4コア)、メモリ16GB、SSD使用に対してこれくらい。


プリアンププラグインとしてはちょーーーっと思いと思いますが、①曲50トラックで半分に使うとでなければ大体大丈夫なのでは。
そもそもプリアンププラグインなので、音作りの時点で使います。
ミキシングのときにはあまり使いません。



○まとめ
ここまでで大体わかってもらえたのでは、と思いますが音の下処理をするのに本当に適しているプラグインと思います。
私の場合、ギター、シンセ、場合によってはドラム等、1曲のうち50%近くのトラックに挿さっています。
非常に使いやすい、有能なプラグインです。


冒頭でも書いたように2018/3/22現在、50%オフをしてます。
元値からしてめちゃくちゃ安いのでセール無しで買ってもお得感があるくらいですが、今のうちに手に入れておくはいかがでしょうか。


因みに、私はVPRE-73に魅せられてここの全部入りバンドルを狙っております。

【ToneBoosters】Tone Boostersの新製品Equalizer 4を使う【イコライザー】

どーーーーーもーーーーーー!!!
前回記事からそろそろ1ヶ月経つので記事書きます!笑

ToneBoosters大好きやまちゃです!!!


さーーーーて、ToneBoosterの新製品出ましたね!!!


こちらがToneBoostersの新製品、Equalizer 4です!!!
TB EQ4-1


どうですか、この見た目。
意外と地味!
に見えますが、Melda Productionのプラグインのように見た目を変えることが出来ます!w
と言ってもあっちのようにノブなどが変わるわけではなく、色が変わるだけです。

これがその見た目リスト
TB EQ4-6


ではまず要点を。


○目玉機能

1、16バンドのEQ
TB EQ4-2



2、各バンドが独立してダイナミックEQとしても機能
TB EQ4-9



3、各バンドが独立してL/R、M/S処理可能
TB EQ4-10



4、23種類ものフィルタータイプ
TB EQ4-5



5、サイドチェイン動作対応
ダイナミックEQモード時のバンドのパラメータ調整枠の右上のマークをオン。
DAW標準のサイドチェイン機能もオンしてください(Cubaseの場合)
TB EQ4-9



6、ウィンドウサイズ調整可能
TB EQ4-4



7、AIアシスタント機能搭載
EQの細いラインの後ろに見えるライトグレーの太めのラインがAIアシスタントによって出されたEQのカーブです。
TB EQ4-11



8、AMU(Auto Make Up)機能搭載
イコライジング前後の音圧を自動的に揃えてくれます。




MEqualizerには及びませんが、なかなかの多機能ですね!
しかしMEqualizerには無い機能を搭載してますね。


あとですね、前のバージョンの時からですが、個人的にこのEQは操作がすごく良いです。
今回、各所にカーソルを置いておくとヘルプが表示されます。
バンドのマークに置くと操作方法が表示されます。
代表的なもので言えば、

・左クリック=バンド有効可
・右クリック=バンド無効化
・ダブルクリック=バンド追加

があります。
それ以外の操作機能として、

・バンドのマークに対しAlt+ドラッグ=バンドの水平のみ移動
・バンドのマークに対しCtrl+ドラッグ=バンドの上下のみ移動
・キーボードのaを押しっぱなし=そのバンドの影響がある範囲の音のみを聴く

など、操作時に便利な機能が盛り沢山です。
操作がめちゃめちゃ捗ります。



○ちょっと期待はずれな部分

1、AI アシスタントはアドバイスをくれるだけでEQカーブを作ってはくれない
  まあ余計なことをされるより良いんじゃないでしょうか

2、アシスタントの種類が5種類だけ
少ないw
TB EQ4-12


3、サイドチェインはプラグイン1つに対し、1つのみ
  バンド1はスネアから、バンド2はキックから、みたいなかけ方は出来ません。
  それがしたかったら2つのプラグインに分ける必要があります。


これくらいですね。




○音
とりあえずAIアシスタントの「Stem : Drums」でやってみました。


TB EQ4-8-2.png





まあこんな感じですw

常に解析してるので、パートが変わるとアシスタントラインの形状が変わります。
若干のポンコツ感があるのが親近感を覚えますw


あと、テキトーに操作しているところを動画にしました。







○まとめ
総合的に見て、非常に使い勝手の良いプラグインかと思います。
AI機能はどうでも良いとして、非常に操作がしやすく、柔軟なEQです。

しかも安い。
30ユーロでセールはありませんが、TrackEssentials V3、FlX V3、BusTools V3ユーザーはアップグレードで15ユーロです。

もっと2倍、3倍かそれ以上の値段をとっても良いのでは。


めちゃめちゃ使いやすいので、私はまたTone Boosters製Equalizer常用に戻りたいと思います(=゚ω゚)ノ

【移行記事】スタンディングデスクでDTMをしよう!

この記事はFC2の方で書いた記事を、こっちのブログへ移行したものです。





今回、DTMデスクや椅子論争に一石を投じたいと思っております。
まさしくタイトル通り、


「スタンディングデスクでDTM」


です。
以前からツイッターでは何度かツイートをしておりました。


DTM用デスクには大きく分けて2つの派閥があります。

1:普通にデスクで椅子に座る派
2:コタツ派

私はここに新たな派閥「スタンディングデスク派」を作りたいと思っております。


私が現在自宅でDTMをしている机はこちら。
写真クリックで大きな画像で見ることが出来ます。

全体



机上面



立ったとき



だいたいこんな感じの高さ、位置関係になります。
今はだいぶしょぼいですが、およそ半年後には大幅にアップグレードする計画があります。


寸法としては今のところこんな感じ。

高さ寸法


床面⇔机上段(PCを置く面):約1015mm
床面⇔机下段(MIDIキーボードを置く面):約925mm


スタンディングデスクでDTMをやることのメリットとデメリットの大きな部分は以下のように感じています。


○メリット
1、立ち姿勢で行うことで集中力アップ
2、リアルタイムレコーディング時のノリアップ
3、腰への負担減
4、高価な椅子不要
5、高さ調節が容易



メリット1:立ち姿勢で行うことで集中力アップ
スタンディングデスクでの作業全般で言われていることですし、実際にやってみて感じました。
集中力が強制的に上がります。

ではどんなところで集中力が上がるのか、それはツイッターみたいな余計なところを長々と見ること無く作業を始めるためです。
なぜそのようなことが可能なのか、それはデメリットである「立ち作業のため疲れやすい」があるため本当にすぐに作業に取り掛かります。
私も他の環境で椅子に座ってDTMをやることは多々ありますが、本当にツイッターを見たりセール情報、無料プラグイン情報収集を初めて制作が始まらないことが多いこと多いこと。

スタンディングでは疲れるまでという、ある意味強制的に時間が区切られるため、すぐに制作を始めるようになります。


メリット2:リアルタイムレコーディング時のノリアップ
立っていると座っているときよりも体が動かしやすいです。
色んな姿勢にも出来ます。
演奏しているときに思うままに動けるのです、つまり体全体でノリやすい。
実際にリアルタイムレコーディングをしてみて、OKテイク?が出るのが早いのはスタンディング時と感じました。


メリット3:腰への負担減
腰への負担は、数多くのDTMerが悩んでますよね?
知ってますか、ちょっとくらい悪い姿勢でも立っている方が、正しい姿勢で椅子に座っているよりも腰への負担が少ないのです。
実際の制作ではPCへ向かっているのです、立っていても馬鹿みたいに変な姿勢をすることは無いでしょう。
スタンディングで作業をしていて「あー腰がヤバイ」というのは一度もありません。


メリット4:高価な椅子不要
これはメリット3とも少し関係していますがスタンディングであるため、究極的には椅子不要です。
色んなDTMerが、腰への負担を減らすために高価な椅子を買っています。
これが不要というのは大きいです。


メリット5:高さ調節が容易
スタンディングデスクは基本的に高さ調節が出来ます。
そしてその高さに対し椅子の高さが関係しません。

座ってやる場合、大抵はまず椅子の高さを自分に一番合う高さにし、それに合わせて高さが合うデスクを選ぶ必要が出てきます。
中には高さ調節が出来るものもあると思いますが。

スタンディングデスクではデスクの高さだけで良いですし、場合によっては軽く脚を開くだけで簡単に自在に高さ調節が可能です。



ここまでメリットを見るとメリットだらけのようにも見えますが、ここからデメリットです。


○デメリット
1、疲れやすい
2、頭の位置が安定しない
3、選択肢が少ない


デメリット1:疲れやすい
これが最大にして最凶の、スタンディングデスク派のデメリットです。
特にスタンディングデスクでの制作を始めてすぐはとにかく疲れやすい。
脚に限界が来てしまいます。

ですが、私自身制作をしていてこう感じました。

「疲れを自覚したら集中力が切れた証」

ですので、疲れを感じたら休憩します。
写真を見ての通り今は和室に置いているので、疲れたらその辺でゴローンです。

そして以前、仕事で1~2ヶ月ほどの研修のときに製造部で1日ずっと立ち作業していたときに感じました。
立ち作業は続けると慣れる、長く出来るようになる。
この慣れが一見メリット1を殺してしまいそうですが、それでも疲れは来ますので強制的に時間が区切られているのには変わりありません。

また「どうしても時々座りたい」という場合は、カウンターチェアのような背の高い椅子を用意してみてはどうでしょうか。

デメリット1は最大にして最凶ですが、どうにかなるデメリットです。


デメリット2:頭の位置が安定しない
これは主にスピーカーで制作をしていて、ミキシングなど音の調整をするときに影響があります。

私は小さいポータブル用のスピーカーしか使ってないのであまり詳しくはが、スピーカーで音を聴くときはスイートスポットがあります。
このスイートスポットの位置に頭があるかどうかで聴こえる音が変わります。
ですので、左右から鳴らすスピーカーを使ってミキシングなどをするときは痛いですね。

私は上記の通り小さなスピーカーしか使っておりませんし、ミキシングなどは基本的にヘッドホンで行います。
ですので、このデメリットを感じたことはありません。


デメリット3:選択肢が少ない
私が最初のこのスタンディングデスクでDTMをする計画を立てた際、まずデスクを探しました。
ですが、なかなか良い選択肢がありません。

特に多かったのが、DTMデスクには欲しい2段タイプが少ない、有っても横幅が小さくてMIDIキーボードを置けない。
そもそもスタンディングデスクが少ないですからね。

そんな中で何とか見つけたのが現在使用している「Bauhutte」の「BHD-1000H」です。
上段の横幅が1000mmあるため色々置けます。
そして下段が横幅700mmあるため、37鍵までのMIDIキーボードならどれも入るし、49鍵も物によっては入ります。
現在置いているiRig KEYS I/O 49なんでジャストサイズです。

それではどうしても足りないなら、もう一つスタンディングデスクを買ってサイドデスクとして使う手もあるかと。

スタンディングデスクだけに限りませんが、上段と下段の間の隙間に制限がありますので、そこに置くMIDIキーボードなどの高さも考慮する必要はあります。
上下段間:72mm


○まとめ
以上がスタンディングデスクでDTMをする際のメリットとデメリットです。
上記のようにメリットは多いですし、最大のデメリットである疲れはなんとかなります。
因みに、この記事もスタンディングデスクで書いています、まだ疲れはそれほど感じていません。

これから引っ越すなどで机を入れ替える方、試しにどうでしょう?
上記のBauhutte BHD-1000Hは椅子に座って作業する位置にも調節出来るので、スタンディングが気に入らなくても一応は普通のデスクとして使用可能です。


最初の計画時点ではある意味人柱的な間隔でやってみましたが結構気に入っております。
願わくば、もっと選択肢が増えんことを。

【2018/03/17版】気付いたら挿さっているプラグイン

最近この手の記事見ないですね。
ってことを思ったので書いてみようと思います(=゚ω゚)ノ


過去のこのシリーズは旧ブログにて。
【DTMプラグイン】気付けばそこに挿さっているプラグイン【2016/12/11版】
【DTMプラグイン】気付けばそこに挿さっているプラグイン【2015/12/16版】



では本題へ。


○EQ部門

MEqualizer / Melda Production


これ、やっぱり強いですよ。
GUIが変わってほーーーーんのちょっとだけマシな見た目になりましたが使い勝手は変わらず。
フリーで使えるのにあまりにも多機能。


フリーで使えるプラグインEQとしては最強クラスでは。


Equalizer V4 / Tone Boosters


バージョンアップしてEQ単体で購入しなければいけなくなりました。
しかしそれでも安い。
オマケにダイナミックEQの機能が追加されています。
最近はMEqualizerからこっちへ移行してきています。
使い勝手抜群です。


Dengerous BAX EQ / Plugin Alliance


主にハイパス、ローパス、ハイシェルフ、ローシェルフをする場合はこれを使います。
音が痩せにくい、効いてないように聴こえて効いてるという魔法のような処理をやってくれます。
これはもう無くてはならないレベルのEQ。



○コンプレッサー

MCompressoer / Melda Production


もうMeldaの虜です。
これもフリーのコンプなのですが、非常に使い勝手が良い。
ただ、最近はカスタムシェイプを利用したゲートが上手く動かないのに不満を感じてます。
それを差し引いても、これもフリーのコンプでは最強クラスと思います。


MTurboComp / Melda Production


本当にMeldaばっかりですみませんね・・・
こっちは大体バストラックに挿してます。
大体「バチコーン!」な音にしてくれるので楽しいです。
Editを押すとMCompressorを超えるバケモノ級変態コンプです、その辺りは全く使いこなせません。


Vertigo VSC-2 / Plugin Alliance


最近またこいつの活躍が多くなりました。
ピークをバチバチ潰したいとき、マニュアルでもオススメされている2段挿しです。
とりあえずこいつを挿してピークを押さえ、2段目に違うコンプを挿して全体を整える、というのも良いです。



○エキスパンダー

Pure Expander V3 / Flux


視覚的にわかりやすい、すごく良いエキスパンダーですよね。
ずっと前からこのシリーズの記事に出てますが、今でもよく使います。



○マキシマイザー

DeeMax / Dotec Audio


マキシマイザーの項目に入れても良いのか・・・
使い方としてはエキスパンダー等で処理したタムに挿してTurboを押すだけ。
あんまりマキシマイザーとしての使い方をしていません。
しかしその方法が使いやすくて良いんです。

音圧上げはマスタリング用のソフトでやるので、これ以外のマキシマイザーは今の所ほとんど使ってません。



○リバーブ

Seventh Heaven(無印版) / Liquid Sonics


こいつは強すぎます、最近はこれ一択です。
最強に使える、使い勝手の良いリバーブだと思います。
これまでValhalla DSPのVintage Verbがハイコスパリバーブの筆頭でしたが、その座はこのSeventh Heaven無印版に移りました。
音が既に色んなリバーブプラグインでもトップクラスと思いますが、無印版は$69しかしないのでコスパも必然的に爆上げ。
前回までと比べて、私の中で一番大きな変化がこれだと思ってます。



○歪み系

VPRE-73 / Black Rooster Audio


音の下ごしらえにすごく重宝してます。
一見機能が少ないように見えますが、これが意外な程にフレキシブル。
なのにやることは決まってるので処理も早い。
最近はこれをアンプシミュの前に挿して調節に使ってます。


Saturation Knob / Softube


こっちはある程度音を作ったけどもっと音が抜けるようにしたい、そんなときに挿して軽くサチュらせます。
特にスネアに使う。
これもフリーなのにすごく良いです、流石Softube。


DeeFX / Dotec Audio


なんか目立たせたいけど、Saturation Knobって感じではない。
そんなときにこっちのディストーションを使ってます。
簡単操作で楽しいですし、ついついフィルターとディレイを使いたくなって新たな音を生み出してしまいます。



○ディレイ

ECHOS / Nomad Factory


本当に使いやすい。
大して難しいことを考える必要はない。
なんだけど音のバリエーションが多くて、テキトーに色々切り替えてみるとハマる物がある。
なんだかんだ言ってNomad Factoryは結構良い点を押さえてると思います。


DeeFX / Dotec Audio



またです。
こっちも簡単操作。
ECHOSは歪みやフィルター面が弱いと思うのですが、それを補うのがこれ。



○コーラス

BT Analog Chorus / Nomad Factory


これも使いやすいタイプで、しかしバリエーションが多いタイプ。
これ以外でも、Nomad FactoryのBlue Tubes Effects Packはかなり使いやすいと思うので、持っていて損はないのでは。



○チャンネルストリップ

PINK / Acustica Audio


PINK2はこの記事を書いている今現在ダウンロード中です。
このコンプ部とプリ部の組み合わせが、特にこれのコンプ部が好きなんです。
コンプ部はいつもINSANEとPINKをオンです。

PINK2がめちゃめちゃ楽しみです。


White Channel / IK Multimedia


意外とIKのプラグインは好きなんですが、特にこのWhite Channelを最近よく使います。
PINKはドラムバス、White Channelはトラックの下処理に使います。
EQ部はあまり使いません、ほとんどゲートとコンプ、フィルターです。



○マスタリング

Ozone 7 Advanced / iZotope


マスタリングの際はこれをスタンドアロンで立ち上げてやってます。
色んな処理をやれること、そう簡単には悪いことにならないこと、そして一番大きな理由はこれのディザーが強いことで、なかなかOzoneから離れられません。
既に8は出ていますが、今度こそOzoneからの脱却を!と思ってアップグレードしてません。
しかしまだ離れられていない程度にはよく使ってます。


○その他

bx_shredspread / Plugin Allinace


実は結構前から持ってて、メタルギターには必ず一回試します。
メタルギターを入れたときにこれを挿してShredを上げてみてください。
刻みがすっごいかっこよくなります。
過剰だと思うときは外すだけです。






最近良く使うのはこんな感じです。

書いていて思いましたが、私は時短出来る、簡単操作、それでいて高効率なプラグインが好きなようです。
あまり深く追い込もうとしません。

こういう風に何度かまとめてみると、自分がよく使うようになるプラグインの傾向がわかりますね。
今後出たプラグインで「買ったらよく使うようになるのか」、その判断がしやすくなるので案外節約できるようになるんじゃないでしょうか。

あと、こういう記事は他の人のも読んでみたくなるよね!

【移行記事】【Solemn Tones】The Odin Deluxeを使おう【メタル用ギター音源】

この記事は、FC2ブログで書いた記事をこちらへ移行したものです。






そこそこ前に買いました、The Odin Deluxe(=゚ω゚)ノ
見た目は(メタル的に)めちゃめちゃかっこいいですね!!!
私が知るギター音源ではトップクラスの見た目のかっこよさです。


さっそく、このギターの特徴を。
・LowFまで音が出る
Shreddageシリーズより低いです。

・ミュートやハンマリング/プリングなどの奏法切り替えはキースイッチ
よくあるパターンですね。
キースイッチはこんな感じで、ちょっと特殊なBend Down/Upなどもある。



・コードはMIDIを複数重ねるタイプ
この手のリアル系ギター音源には珍しい、コードは手入力タイプです。
逆に難しいこと考えなくていいなー、と思いました。

・指板と押さえているポジションの表示無し
細かい調整が出来なくなりますが、逆に言えば細かいことは気にするな、っていうあれ。

・パラメータなどの設定が極端に少ない
そもそもパラメータなんてありません。



では次に要点を。

○良い点
1、PluginのためKontakt不要
DeluxeでないバージョンはKontaktが必要なのですが、Deluxe版はKontakt不要です。
これはデカい!


2、簡単ダブルトラッキング
まずはこの画像。


これは数少ないThe Odin Deluxeの設定なのですが、特にGuitar 1とGuitar 2はダブルトラッキングを簡単にするための設定なのです。
もちろんHard Panning Rhythm Guitarsでも出来ますが、アンプシミュの設定とかがあるし、左右で違うフレーズにしたいときもあるので、私はこのGuitar 1、Guitar 2の設定を使っています。
基本的にはバッチリダブルトラッキングされてくれますが、ハーモニクスはイマイチ上手くいかないときが・・・


3、ガッツリとメタルな音

こんな音が簡単に鳴ります。


4、サスティーンの単音でも音が強い
大抵のギター音源では、コードやブリッジミュートに比べサスティーンの単音の音が弱くなかなかうまく混ざりません。
しかしこれはそんなこと考える必要が無いくらいバッチリ前に出てきます、使いやすい。


5、RAWモードで更にリアルに
色んなノイズが再生されるRAWモードというのがあります。
OnとOffではかなり雰囲気が変わります。

簡単にこんな感じに、ノート間を空けるように打ち込んでみました。



これをRAWモードOnとOffで再生してみます。

ノートを切った瞬間にノイズが入ってるのがわかります。



○悪い点
1、RAWモード切り替えのキースイッチが無い
RAWモードはリアルになるんですが、当然ながらノイズを入れたいときと入れたくないときがあるんですよね。
でもRAWモード切り替えのスイッチが無いんです。
なのでオートメーションで設定する必要があります。
これはちょっと手間。


2、Swiftモードが使いづらい
製作者いわく打ち込みを早くするためにDeluxeから搭載したモード、とのこと。
このモードはギター音源によくあるベロシティで奏法を変えるモードです。
なのですが、これをOnにすると強制的に全てオルタネイトピッキングになります。
ダウンピッキングのみで弾かせたいとき、アップとダウンを指定したいときってありますよね、それを指定するキースイッチが効かなくなります。
また、RAWモードと同じくSwiftモードのOn/Offのキースイッチが無いため、切り替えたい場合はオートメーションを使う必要があります。


3、若干動作が不安定
再生していると、たまーに音が途切れます。
ただ一度発生した場合、それ以降発生するノートはなぜか同じで、そのノートを一度消して打ち直すと発生しなくなりました。
今後のアップデートに期待。



大まかにはこんな感じですね。
総じて音が非常にメタル的に使いやすく、そしてとにかく細かいことを考えずに使える、という点が評価できます。
またPluginとして開発しKontakt不要にした点はやはり大きいです。


因みに持ってるアンプシミュを色々試しましたが、Audio AssaultのDominatorが一番合いました、非常にメタルですね。


一応、簡単に動画も撮りましたのでペタリ。

ブログ移行しました。

一番最初の記事を一回間違って消してしまいました・・・


ということで改めて、ブログをこちらへ移行しました。
こちらではDTM関連、自分の曲を記事にしていく予定です。

元のFC2ブログの方から出来の良い記事、人気の記事、どうしても移行したい記事を、順次こちらへ移行します。

ゆるゆる更新していくつもりです。
またよろしくおねがいします(=゚ω゚)